LONG
●意志を貫くためにあなたの心はあるのです、貴きを成すためにあなたの体はあるのです
●だから切なさと苦しさと絶望を背負って、それでも前を向いて
●その手が血に濡れようと隣りを歩く者が力尽き倒れようと立ち止まるな
●地を蹴り誰の物とも知れぬ屍を踏み越えて
●黎明の先を見た者だけが、祈りを捧げる資格を得るのです
●免罪符などとうに捨てたよ、許しを請う資格すら僕には無いのだから
●「世界を救う」だなんて妄言をよくも言えたものだね、世界ほど救いようのない物は無いというのに
●ねえどうして君はそんなに汚れずに生きられるんだい？
●ごめんなさい、ごめんなさい、ありがとう
●そうしてこの世界の全ての虚実を抱いて死になさい
●あの頃の僕にとって、この世界が変わる事は世界が終わる事と同義だった
●何を光と呼べば良かったのかも分からなかった僕に手を差しのべてくれた君は
●そう例えるならば僕の光、僕の世界
●今そこに君が存在しているという事が安寧であり守るべき秩序、だから
●共にゆきましょう、君が理想だと言うその世界へ
●あと何度泣けば、君は目を覚ましてくれますか
●神に祈れば、また笑ってくれますか
●君を失った僕の世界はどうしようもなく不安定で
●君のその冷たい頬に触れる度、僕の心は悲鳴を上げる
●「君のいない世界なんて壊れてしまえばいい」（でもきっと僕には壊せない、だって君はこの世界を愛していたから）
●あの、どうでもいいんですが手を離してもらえませんか
●いや確かについて来るなとは言いませんでしたけど流れ的にあそこは別れる所じゃないですか
●なんていうかシリアスを期待した私が馬鹿だったって事ですかそうですか
●目標ですか？そうですね、今の所は全力であなたと違う道を歩む事ですかね
●……来ないんですか、置いて行きますよ？