明日もFull Moon

隼人に溺れながらも、無意識に尻尾を自らのペニスに巻きつける。
快感を得る為ではなく、堪え性のない息子が勝手にイってしまわないように戒める為だ。

現に、ボクのペニスは先走りでぐしょぐしょ。
隼人の動きに合わせてプルプルと震えては、今にも弾けそうなほど張り詰めていた。

「っにゃ……」

容赦なくきつく巻きつけると強い痛みが走り、驚いて足がぴんと伸びる。
ぴたりと動きを止めた隼人が、ボクの状況を確認して笑った。

「気持ちよかったんだ？」

はい。
その通り。

ボクの内側にいる隼人にはお見通しだよね。

へらりと笑って頷くと、濃厚なキスをお見舞いされた。
巧みな舌遣いにくらくらする。

へっぽこなボクなんかより隼人の方が淫魔らしいと思うことがある。
男らしくて、エロくて、テクニシャン！
うっとりしちゃうよ。

「ヨリ、後ろからしよう」

「……ン、あぁふっ！　……ふぅ」

返事をする間もなく抱えられて、ボクの体が反転する。
あらぬ所を擦っていく隼人の剛直に身を震わせた。

「ココ、擦ってやろうか」

「ダメ！　いっちゃうもん」

ペニスに巻きついた尻尾に触れる隼人を振り返ると、きっぱりと断る。
せっかくありつけたご馳走なんだからゆっくり味わいたい。

「ん、じゃ、こっちな」

「ひゃ、そこも……ああン……」

ぺろりと唇をひと舐めした隼人の指が胸に触れた。

硬く勃起した乳首を摘まれて、むず痒い様な刺激が下半身に伝わる。
ゆらゆらと腰が揺れて、まるで隼人を誘っているようだ。

「っ、ああっ！　ヒにゃ……！　あ、あっ、ああぁぁあ！　ア……ぁんっ」

隼人の抽挿が再開される。
乳首とアナルからの快感、サイコーです。

上にも下にも逃げられずに、辛いくらいの快楽がボクを襲う。

「おっぱい、気持ちいいの？」

「んっ！　んあっ！　……ち、いいのおっ！　あああぁ！　おっぱいイイようっ！」

「チンコで突かれるのと、どっちが良い？」

「ヤあっ！　どっちも！　……ふぁああ！　しゅきいいっひンっ、イっ」

そんなの選べない。
胸を引っかかれる甘い痺れも、アナルを犯す圧倒的な質量も、どっちも大好き。

隼人の先走りがボクの中に擦り付けられて、そこが膨張していくような感覚がする。
じんわりと熱くて、下半身がボクの全てになってしまったような気持ちよさ。
頭の中がふわふわだ。

本能のままに快感に浸る。
足を大きく開いて、でもなるべく高く上げた尻に隼人がぶつかる音がイイ。

顔をこすり付けるシーツに垂れ流しの涙や涎がシミを作る。

「あああン！　はっあ！　イイぃっ！　あっふ！」

「はっ、ほんと好きだな」

「んっ！　しゅきっ……ちんコ！　……あっ！　あ！　っはやと、しゅきぃいいぃ」

「はっ！　マジかよ！」

「あああっ！　っやト！　しゅきっぃひいん！」

「おまえ、ずっとラリってろよ」

「……んああっ！」

うん。
隼人、ずっと気持ちよくして。

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