「
試してみよう」
おまけ
昼休み、机の上に二つ並んだロイヤルカツサンド。
と
ニコニコ微笑む友人二人。
があああああああ!!
もう……
くいづれえええええええ!!!
っての。
見てんじゃねえよ!!
ふん、と鼻息を漏らして、乱暴に包装を破ってかぶりつく。
二人の視線は無視して、もぐもぐと租借。
食い物には罪はないからな。
うん。
うん。
流石に美味い。
パンのもっちりとした食感。
肉の脂身と赤身のバランス。
このさっくりとした衣から、ソースがじゅわりと染み出て。
まさにロイヤル!!
「ふふ」
「……なんだよ」
笑い声をもらす知巳をちらりと見ると、可愛らしい微笑を浮かべていた。
「守がかわいくて」
「……かわいくねーし」
「いやいやー。守はかわいーよー。」
「……かわいくねーよ」
やめてくれ。
もう。
恥ずかしくて死にそうだ。
昨日、散々耳をくすぐった言葉に、体が思い出したように熱を持ち出す。
ここ!
学校!
昼間!
で、ダチ!
……ダチなんだから!
……もう……ヤダ……。
(翔也side)
守。
可愛いなあ。
大口でカツサンドに齧り付くその口。
あ〜、ちんこ突っ込みてえ。
ひくかなあ。
ひくよなあ。
でもなあ。
可愛いなあ。
(知巳side)
守ったら。
意識しすぎなんだから。
可愛い。
なんかもじもじしてるし。
可愛い。
守なら何だってしてあげるのに。
勃っちゃったのかな。
イかせてって、言ったらいいのに。
ぐちゃぐちゃびくんびくんに気持ちよくしたげるよ。
さあって、次はどうやって誘おう。