「
会長性徒会」
06
逆に気が狂いそうに。
「あアアああぁあ! ヒんガあぁ! ンあ……あアあァァァぁあぁあ!」
気持ちイイ。
最高に。
ヤバイ位に。
会計の手は、確実に俺のイイ所を擦る。
たまに外しやがるのはぜってえワザとだ。
胸と息子への甘く緩い刺激に俺が焦れて切なくなった頃に、目の覚めるような快感を与えられる。
「気持ちいい〜?」
「あっ! イっ! いい! あアっ!」
分かりきった事を聞くな。
「会長、ぐちゃぐちゃですよ」
分かってる。
強すぎる刺激で視界が涙に埋もれている。
鼻の奥がつんとして、張り上げる嬌声も湿っぽい。
口から零れた涎が顎を伝うくすぐったさにまで感じる始末だ。
そのぐちゃぐちゃの顔を嬉しそうに舐める副委員長の息が荒い。
……お前、変態だったのか。
変態の器用な舌が俺の舌を吸い上げて扱くのが気持ちイイ。
テクニシャンめ。
優等生はこんな事まで優秀なのか?
何となく悔しい。
「「乳首は?」」
「気持ちイイ?」「スキ?」
「あぁ、しゅきぃ……んっイっ! クあっ!」
補佐たちに嬲られ続けている乳首が赤い。
擦られすぎてジンジンする。
腫上がって何も感じなくなるんじゃねえかと思うのに、却って敏感に快感を覚える。
人体の不思議だ。
「……っも、や……おかし……イっ! ああぁ!」
多点攻めって凄いんだな。
うん、勉強になった。
快感がこんなにも苦痛になるなんて思わなかった。
オフになる暇が全くない。
脳の処理の許容量を超えて、頭の中心がチカチカしている。
「!!? あふっ……アあ……やァ……」
ぴちゃりと、あり得ない場所に暖かく湿ったモノが触れた。
とろとろにとろけていた意識が、一瞬で鮮明に立ち返る。
「まて! 書記! 正気か?」
いや、シャレじゃない。
シャレではないが、書記が俺の尻の穴を舐めていた。
ここまでされてその行為の意味が分からない程、初心でも馬鹿でもない。
男同士でなんて……とかそんなことはこの学園にいる以上言いはしない。
言いはしないが、これだけは譲れねえ。
俺はタチだ!
間違ってもケツに突っ込まれてアンアン言ったりしねえ!
……しねえよ?