「
痛い」
目
獣な保健医×おバカ数学教師
フェラ→顔射後@保健室
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痛い。
目が痛い。
最悪だ最悪だ最悪だ。
ああ!
もう!
最悪だ!!
異物を洗い流そうと涙が出るが、そんなもんじゃ追いつかない。
ありえない。
もー、信じられない。
だから嫌だって言ったのに。
失明したらどうしてくれる。
「ああ、ほら、擦るなって」
「うるっさいな、お前の所為だろ?」
僕の手をやんわりとつかむ大きな手に噛み付く。
「っつ!」
見えないけれど、手を引っ込めた恋人の気配に少しだけ溜飲が晴れた。
ん?
あれ?
下るか?
まあ、いい。
どうしても、ここで、口でして欲しい、と頼んできたのは奴だ。
セックスがご無沙汰なのは僕の都合だったし、職場というシチュエーションにちょっとだけ興奮したのは事実。
だけど!
そのまま顔にかけるなんて、聞いてねえ。
「スーツに眼鏡とか、ヤベエ」とか、呻きながら放出された白濁は、眼鏡を汚し、顔を汚し、目の中に入ってきた。
痛くて痛くて。
ムカツクったらない。
「!!?」
溢れる涙をぐしぐしと手の甲で拭っていると、突然体が持ち上がった。
「ちょ、おい?」
無言の保健医に抱き上げられた体が、そのままベッドに下ろされる。
スプリングの硬い保健室のマットレスがギシリと音を立てた。
そのまま覆いかぶさってきた大きな体を押しのけようと伸ばした両手は、簡単にシーツに縫い付けられた。
分厚い唇に口を塞がれる。
涙で鼻が詰まった僕は、息苦しさに喘ぐしかない。
容易く口内に侵入したいやらしい舌が歯茎を辿る甘さに腰が疼く。
僕だって溜まってるんだから。
生理現象だろう?
「っあ……! ンんん」
テントを張ったスラックスに保険医の膝が押し付けられて、ブルリと体が震えた。
「なあ」
「……はう……」
耳に吹き込まれた重低音がヤバイ。
はふはふと熱が篭る呼気を口から吐き出す。
「泣き顔に興奮した。このままヤルぞ」
「……ハア?」
……ちっとは反省しろや、コラ。
結局、致した後に生理食塩水で目を洗ってもらいました。
んなもんあるなら最初から出せよ。
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反省点→数学教師設定が全く生きていない。
専門以外はからっきしなおバカ設定です。
保健医は、基本は面倒見のいい熊さんですが、性欲の強い熊さんのようで、毎回毎回めちゃくちゃにされちゃうとかで良いと思います。
おバカなので騙され易く、勘違いでドタバタ。
毎回、最終的には保健医にぱくりと食べられて大団円。