答えはわからないまま(イザシズ)


「シズちゃん、この前のテスト何点だった?」


臨也はさわやかで、かつ裏になにかを隠しているような笑みで静雄に言った。

「べつに。いつも通り0点。」


静雄はどうでもいいといった表情でテストをしまった。


「へぇ、ほんとに0点なんだぁー。シズちゃんってほんとにバカだよね。」

かなり嫌みったらしく臨也は静雄を見ながら自分の百点の答案用紙を静雄にひらひら見せながら言った。


「あぁ?!なんか文句あんのか?!」
静雄はいままで怒りを抑えていたが、そこまで言われたら黙っているわけにはいかない。

静雄はすかさず臨也の胸ぐらをつかんでにらんだ。

「おー怖い怖ーい。てかシズちゃんそんなに勉強できないなら俺が教えてあげるのに。」

「お前に教えてもらうのならまだ0点取ってた方がマシだ。」

静雄はあきれたようにそのまま臨也を離し、廊下へとドアを開けて行ってしまった。


とり残された臨也はため息をつきながら自分の答案を見ながらつぶやく。

「勉強は百点なのに、なぜ君のことに対しては百点じゃないのか・・・本当に答えは分からないままだよ。」




「君」の答えはわからないまま。


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初!!
イザシズww

難しいですねー(笑)
頑張って研究しますω

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