あなたにHappyBirthdayU
夕方―
「そういえば、なんか岸谷があなたに用事があるそうだから、マンションにきて欲しいと言っていたわ。」
波江は、書類を本棚にしまいながら、仕事中の臨也に言った。
「そう。じゃあ行ってくるよ。後はよろしく。」
臨也は仕事かと思い、コートをはおり、外へ出て行った。
「まったく、今日だけよ。明日からは絶対今日の分も働かせてやるんだから。」
波江はふっと笑い、書類に再び目を戻した。
臨也は新羅のアパートの前に行くと、インターホンをいつものようにならした。
ピンポーン・・・
「はい。」
「俺だけど。」
「俺って・・・臨也でしょ。入りなよ。」
臨也はいつものようにドアを開けて、玄関に一歩踏み入れると・・
パパパーン!!
「おめでとうございま〜す!!」
臨也はいきなりの展開についてけない。
「え?なにこれ?」
「今日は臨也さんの誕生日って聞いたので、いつもぼっちだから今日くらいは祝ってあげようかなと・・」
帝人は笑いながら言う。
「でも、ほんとはこの計画をやりたいって言ったの静雄さんなんですよ!」
「え?シズちゃんが??」
臨也は静雄がそんなこと言うなんてびっくりしてしまった。
静雄の方をみるとなぜかうつむいている。
「うるせえよ!今日くらいは・・・まあ祝ってあげねえわけでもねえけど・・」
「シズちゃん・・・ラブ!俺はシズちゃんを愛してr・・・
「うるせぇ!!」
バキッ!
・・・こうして臨也の誕生日は救急車行きで終わったのである。
最後に殴った後の静雄の顔は赤く染まっていたとか染まってなかったとか。
**
最後終わりのオチは最大限のオチで!!
臨也くんの誕生日っぽく←
すいませんでしたヽ(^o^)丿
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