(うおおお私これ恥ずかし!!)
いきなり我に返ってのたうち回りたい衝動を必死に抑えていると、空っぽのクローゼットにきらり光る何か
「? 何だろうか……」
少し身を乗り出して、その光る何かを取ろうと腕を伸ばした時 まるで誰かに引っ張られているかのように、強い渦のような力が私を引きずり込みました
(えっうそ何これホラー!!?)
恐怖体験かと思い、グロテスクなお姉さんとか見ないようにと、おもいっきり目をつむりました ただただ混乱する頭の中で確かにわかったのは、バタンとクローゼットの扉が閉まる音
――そして、今に至るのです 何故か私の目の前に広がる、沖縄ばりのきれいな海原
さて、ここは何処なのですか
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回想なので語り口調にしましたが、主人公は一般的な言葉遣いの女の子です 基本の口調はモノローグのような感じです
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