『悪夢の警鐘』
2009/11/15 05:50
『よォ…久しぶりだぞ、っと』
その日私は悪夢の始まりを見た。
昼間の雑踏がやけに呑気に聴こえる。
場違いだ…そんな感想を思う。
そう、この男の背後には何よりそぐわない
固まった私をよそに男は飄々とした所作で片手を挙げる。薄っぺらな笑顔はこの赤毛の十八番。そうして向けられる感情に何の意味もないことも。
「生きてたの?」
「随時なご挨拶だな、っと」
久しぶりの再会だぞ?
そう言って肩をすくめる男を私は油断なく見つめた。中肉中背の黒いラフなスーツ姿
髪は最後の時より若干伸びたように思う
「何の用?」
小さく首を傾げると彼は不思議な表情を見せた。曖昧な、不透明な仮面。
『………仕事だぞ、と』
私の 「悪夢」 が 目を覚ました
突発的。
いや、いつか続きをやってみたいなあとか思ってたけどやはりこれはマズくない?
だって人様他人サマの作品だし。って自省。してたはずが、誘惑に負けた。負けたよォで、あとでご本人に許可を獲ないとね。
唯一設定が垣間見えるのが『悪夢』ぐらいか…?あと一人称が『私』とか。
ああ、
『アップルジャック』さえ読まなければ!!
あれはいい。オススメ。
コメント
前へ | 次へ