『月光の薄覆』

2009/11/14 20:32




水音がした。

視線を向けたヴィンセントは硬直した。


茂みの向こう、見えたのは月夜の湖

水面に反射して、白い背が水色に染まる

緩やかな曲線を描く体線は

決して男では現せない美しさがあった

すらりと伸びた脚はそのまま

青く輝く水色に溶けていく


薄く月光が差し込み、白い肌には

傷ひとつない。乳白色のそれはそれ自体が

輝いているかのように燐光を纏う

神々しい、

普段とはかけ離れた姿に

ヴィンセントは畏怖を覚えた


コメント
2009/11/14 23:07 シキ [編集]

そんな話を考えていました。いつか正式アップを目指してたのになかなか纏まらずにとりあえず日記にプレアップ。補足するとこれでヴィンセントがユフィを女の子だって意識してくれるきっかけになって欲しい

エメラルド様へ

もちろんですよ(笑)
やはりここは覗きがバレた方が美味しい?いやいやここは黙ってムッツリでもいいかもしれない?迷いますねー(>▽<)/あは!


ってか、もちろん相手はユフィです
わざと名前伏せてますけれども


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