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2016/05/12

*最初は服装の話から。

ストーカーちゃん(漣回)の子はすごいかわいい服なイメージなんだけど、けっこう濃い目で痛々しいロリータ服みたいなの着ててほしい。靴もロリータ靴で、厚底のやつ!彼女は唯一ヒナリを認識してる子なので、漣に出会ってから淡い色合いを無意識に真似しだしててキーッ!自分の無意識憎い!みたいなのやっててほしいな…。”彼女”に似た自分を好きになってもらうより、自分らしい自分を好きになってほしいはずなのにね、苦しいね最高…って話してた。最高。

引きこもりちゃん(理央回)の子はすっごいお洒落サボったもこもこムートンブーツみたいな…スポンって履けるやつ。楽だよね…。服装もすっごい昔、もう小学生くらいのときにユニクロで買ったのを未だに着てるとか。理央に出会ってからは再会の日のために少しずつ可愛くなってきてたらとても尊い。恋を自覚した女の子がどんどん可愛くなってく姿って本当に素敵だしかわいい、あああ尊い…ってなる。

社員ちゃん(千紘回)の子は無印良品に売ってそうなナチュラルなの着てそう…。引きこもりちゃんがつい選んじゃうのはネイビーとか黒とか濃い目の地味な色だけど、社員ちゃんがつい選んじゃうのはグレーとかアイボリーとか、こうぼやける色なんだよね…。ぺたんこ靴履いてほしい。すごく質素な暮らし。外出るときとかも本当に垢抜けない化粧で…。この前見たばっかなんだけど、リップヴァンウィンクルでの黒木華に少し似てるかも、って思った。全然美人顔じゃないんだよね…慎ましやかで地味な顔。そこがすごく綺麗な女の子かなあ…

社長(祐月回)は本当は引きこもりちゃんみたいな格好してるのが彼女らしいんだけど、まあ社長になっちゃったからビッチリ決めるしかないのよね…。ヒール高いのばっか履いてもう靴擦れしまくってたらいい(私怨)一人で暮らしてる頃は絶対玄関にヒールの高い靴が散乱してる…ゴミ屋敷みたいになってる。前髪は分けてるか止めてるかしてる(大人っぽく見せるため)。最初髪の毛短いの想像したって友達には言われたんだけど、個人的にはやっぱり伸ばしててほしいです。ぶわってやってほしい。ぶわって。

エリトレくんが一番わけわかんねーよ…エリートトレーナーって現実に存在しないからなんかジャージ着てるイメージしかない…。少年時代とかもう発想力貧困だしTシャツに短パンに瞬足履いてるみたいなので良くね?イイネ!みたいなのやってた。個人的には彼方に少し似た感じの黒髪だと美味しい。

*小市民同士の関係について…

ストーカーちゃんと引きこもりちゃんが友達だったっていう没設定の話もしたんだけど、なんかイタイ子同士で友達になってんの分かる(笑)って言っていただきました。友達曰く引きこもりちゃんはクソリプ野郎だねって。アイドルが結婚したから死ぬっていう過激派ファンだねって言っててその通りって感じ

今考えると、小市民の語り手たちがみんなSNSの固定チャットルームみたいなところで語り合うネット友達だったらいいなって。某drrrさんみたいなアレ…。すごい楽しそう。そんなページサイトに作りたい。

あとバネの話もした。ストーカーちゃんは割と雑草根性あるからヒロインになれるかもねって。一旦凹んでもビヨーンってスプリングしそう(笑)って。引きこもりちゃんと社員ちゃんは低反発クッションみたい。ぎゅっと押し潰されて、ゆっくりまた歩き始める感じ。社長とエリトレくんは潰されちゃった〜〜

*このへんから私の社長好きが露呈しはじめる深夜

あとね、社長はヤバイって話嬉しかった…。社長は可哀想すぎ…。彼女こそ本当に未熟な失敗をする間もなく(社会上・世間上での)成功者・舞台の上の人に仕立て上げられてしまった可哀想な大人なんだなあって…。まだまだ未熟でどうやって人と付き合ったらいいのかもわからなくて、だからこそあんな不器用で子供染みて直接的すぎる愛情表現しか出来なくて、あああ可哀想だなあって…。それで祐月も祐月で闇抱えてるから答えてくれないし、惨めだなあ…どう足掻いても幸せになれないタイプの人…でも周りからは成功してるって見られるし訳わかんない…(死)

あと社長は他の子と違って他人の幸せ願えなさそう。他の子たちはなんだかんだヒロインという正しい場所に戻っていくのを見送れるけれど、社長だけは般若の顔してそうって。視線で人殺せるねって。意地でも監禁する気やで…。最初は部屋に飾ってあった外の風景の写真とか、いつの間にか取り外されてて、もうとにかく「外」を連想させるものがだんだん部屋からなくなってて、祐月くんそれあとでクローゼットの中から見つけるんやで…何とも言えない気持ちになるんやで…そこに社長帰ってきて社長慌ててまた隠して何でもないように取り繕ろうアレやで〜〜ってね

本編の主軸となる「faraway=遠く」の概念の真逆を突っ走る社長…。というかそもそも祐月くんは外に出たいというよりも天国逝きたいんやで。ベクトル上やで。それなのに外に出す=自分のものじゃなくなるっていうのが耐えられなくて暴走してる社長…惨め…

*止まらない社長トーク

監禁とか軟禁とか言うとどうもSとかMとかそういう感じになりそうだけど、彼女はそうじゃないんだよ…ただ不安症なだけなんだよ…。いじめたいとかそんなんじゃなくて、社長はただ自分が自分らしくいるために祐月が必要で、たとえ彼がどんなものを抱えていようが関係なくて、ただ怖がりなんだよ…
しかも可哀想なのが彼女は祐月の心の闇を全く理解できないところな…!!彼が何言ってるのか、社長は全然わかんないんだよ…踏み込む勇気もないんだよ…。でもヒナリという”ヒロイン”なら本編でそれを成し遂げてるんだよね。彼女も理解はできないけど、「あなたのことを教えて」って言って拒絶する祐月にしつこく追及する度胸の持ち主で、そこがやっぱり彼女のヒロインらしさであって、ある意味常人じゃないところで…。でも社長はやっぱり小市民だからさ…できないんだよなあ…誰だこんな残酷な運命にした奴…私だ…

*最終的にタイトルの話に帰結して寝たようです

タイトル…「今度生まれてくるときは、全ての幸福が包みますように」って…最初は祐月の幸福を祈ってるんだな〜って思ってタイトルつけたけど、今考えたら社長の幸福かもしれないよなあ…社長はそのくらいエゴイスト…どっちがいいかなあ…どっちでもいいかなあ…

こんなぐだぐだな語りをサイトにそのまま載せていいのかって思ったんですけど、せっかく少しだけSNSを扱った作品ですしこんなのもありかなあ…笑 まだまだ小市民については掘り下げられそうですがとりあえずここまでで!この作品は相当私の中の思い出なようです。
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