風丸 円「ねえ一郎太、キスして」 風「…は?」 円「だから、一郎太からわたしにキスして」 風「い、や…ちょっと待て、何でそんな突然…!!」 円「お年玉の代わりに、キスして貰ったら今年も頑張れるかなって思って!…ダメ?」 風「…ッ!……ほら」 円「…ほっぺただけ?他はしてくれないの?」 風「…他はちゃんとやるべき事をしてからのご褒美な」 円「!…うん、わたし、頑張るね!今年もよろしく、一郎太」 風「ああ、よろしく」 豪炎寺 円「豪炎寺くん豪炎寺くん」 豪「どうした?」 円「キスしてください!」 豪「…こうか?」 円「ん、ありがと!」 豪「…」 円「…?なに?」 豪「…俺にはキスしてくれないのか?」 円「あ…そうだよね、わたしばっかりズルいよね!じゃあね、えっと…はい」 豪「…頬か…」 円「今年もよろしくね!」 豪「…ああ。こちらこそよろしく」 鬼道 円「鬼道くん、キスして」 鬼「は?ああ…そうだな」 円「!?…やだ、ちょ…擽ったいっ」 鬼「…何だ、耳が弱いのか?」 円「…何で耳たぶにキスするの…」 鬼「頬や額はありきたりすぎるだろう?少しは意外性があった方が良いかと思ってな…ほら」 円「ひゃ…っ!…もう!鬼道くんの意地悪!」 鬼「そうだと思うなら、その気も無い男にみだりにキスをねだらない事だな」 円「…その気…?」 鬼「…まあ良い、今年もよろしくな」 円「あ、うん。今年もよろしくね。…その気…」 お年玉の代わりに… |