『きはちろー!冷蔵庫にプリン入ってるから!勝手に食べてねー』

「おー」

『って、早速冷蔵庫に向かっていったよ……』

「スプーンどこ?」

『そこの棚の引き出し。右の方』

「あった」

『よかった。……って!ありったけのプリン抱えてきちゃったよ!せめてありったけの夢をかき集めるくらいにしようぜ!』

「そのネタ、おもしろくないよ」

『……わかってるやい』

「もぐもぐ」

『早速食べ始めたよこの子。しかも一番重そうなやつからいったよ。生クリームめっちゃ乗ってるやつから食べ始めたよこの子』

「もぐもぐ」

『食べ終わるのはや!もっと味わって食べなよ』

「味わってるよ」

『……さいですか』

「……はい」

『……はい?』

「あーん」

『は!?ちょ、それは、なんといいますか、照れますので遠慮したいです』

「あーん」

『だ、だから……』

「あーん」

『あ、あーん……むぐっ』

「ふふん」

『……楽しそうですね、綾部さん』




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さすがS法委員会(笑)



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