高尾の場合

『コンビニ涼しいー!』

「何食う?」

『アイスー!』

「ガリ○リくん?やっぱ」

『おうふ、いっぱいある……』

「クー○ッシュもうまそうじゃね?」

『スイ○バー!!』

「おお!いいねぇ」

『あー、でもお金あんまりないんだよね……』

「アイスくらい買えんだろうよ」

『いや……漫画がね、大量に発売されちゃって……』

「ははっ!ナマエらしいな」

『笑い事じゃないんだよ……』

「んー、じゃあパ○コ!」

『ふぇ?』

「割り勘して、半分こしようぜ?な?」

『た、高尾ぉぉおおお!』

「うぉ!」

『大好きまじ愛してるううううううう』

「よしよーし」




赤也の場合

「罰ゲームでアイス買ってこい、とは言ってけどよ……なんでパ○コ1つなんだよ」

『え、なんで、パ○コうまいじゃん』

「いや、うまいけどさ、こうもっと、いろいろあったんじゃねぇの?」

『例えば?』

「スーパー○ップとか、ピ○とか、ガリ○リくんとか」

『まあ、あったけど』

「あったけど、なんだよ」

『赤也とパ○コ半分こしたかったし』

「っ」

『ダメ?』

「だ、だめじゃ、ねえ……」

『えっへへ!じゃあ半分こー!』

「(反則だろ……バカ)」





うちは兄弟の場合


「ほら、アイス買ってきたぞ」

『イタチさんありがとー!』

「俺のは?」

『スーパー○ップだろ、ほら』

「さんきゅ」

『おお!』

「……で、お前たちは何してんだよ」

『何ってみりゃわかるでしょうよサスケ』

「だな」

「いや……兄さん、アンタのアイスは」

「コレだ」

「じゃあ、ナマエのアイスは」

『コレでしょ』

「1つしかねぇじゃねぇかよ」

『何言ってんの。1つで2つだよ。ね?』

「あぁ。パ○コは1つで2つだ」

『だからイタチさんと半分こするの!』

「……」

「……なんだ、サスケ。言わなければわからないぞ」

「ッ!」

『サスケ?』

「に、兄さんスーパー○ップの抹茶好きだろ……やるよ。俺、パ○コでも、いいし」

「ほう」

『でもサスケさっきスーパー○ップの抹茶がいいってイタチさんに頼んでたんじゃ』

「いいんだよ!」

『!』

「フッ……しょうがないな。このパ○コは二人で半分こするといい。俺はサスケのお言葉に甘えてスーパー○ップを食べるとしよう」

『そっかー。んじゃ、半分こしよっか!サスケ!』

「あぁ」




―――――――――
というわけでもう夏なのでアイスネタ。
パ○コ半分ことかしてみたいですね。私一人で2つとも食べちゃいますけど。
高尾は相変わらずのハイスペックぶりを発揮。
赤也は天然ヒロインにノックアウト。立場逆でも可愛かったかな。
サスケは素直じゃないんです。そしてなんやかんやで優しいイタチを書きたかった。




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