『あのさあ、』

「まず、王に対して『あのさあ、』とはなんだ」

『まあ、細かいことは気にすんなって』

「コイツ……」

『でさ、いつからそこの横の髪の毛はみつあみなんですかい?』

「母が昔結ってくれてな」

『へー』

「その名残だ」

『気に入ってるんですか』

「それなりには」

『でも自分では出来ないんでしょう?』

「………」

『確か紐も結べないんですよね?』

「………」

『カイゼル様って何ができるんですか?』

「貴様の首をはねとばすことならば容易だが?」

『うわあすごいなーみてみたいけどえんりょしますねー』

「見事な棒読みだな」

『えへへ、それほどでも』

「めでたいやつだな」

『ありがとうございますー』

「やっぱり首飛ばそうか」


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