『せーいちゃん!』

「あれ、ナマエ」

『えへへー誕生日おめでとーっ!』

「ふふっ、ありがとう。やっぱり嬉しいよね言葉にされると」

『言葉はやっぱりテニス部に先越されたかー』

「まあ朝練一緒だからね。でもメールはナマエが一番だったよ」

『へへん。送信ボタン押してから受信するまでの時間計算して送信ボタンを押したからね!』

「そこまでしたの?驚いたなぁ」

『それで、はい!プレゼント』

「これ……種だよね」

『うん!花の種!』

「セントーレア、か」

『時期じゃなかったから花はなくて……だから種にしたの!どう??』

「ふふっ、柄にもないことするんだね」

『む、何その言い方!』

「わざわざ誕生花を調べて花屋に行ったけどなくて種を買った、ってところ?」

『う……』

「ごめん、いじめすぎたかな。でもホント嬉しいよありがとう」

『さ、最初からそれだけでいいじゃない!ほんと精ちゃんはさっ』

「もう少ししたら家の庭に植えるよ。ナマエも一緒に育てようか」

『私詳しくないよ?』

「大丈夫。育て易い花だから。それにせっかくだしナマエと一緒がいいな。だめかい?」

『う、わ、わかったわよ』

「約束、ね?」

『じゃあ指切りね』




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我らが部長で神の子幸村さんのお誕生日です!幸村部長まじ神の子!本当にめでたいなあ。こんなネタでもうしわけない……。




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