『ふくちょー失礼しますねー』

「ばっ!くんな!」

『もう遅いです……は?』

「っ」

『ふくちょ、それなにさ。総司のいたずら?いや、山南さんの実験か何かですかね』

「れ、冷静だな」

『いや、内心荒ぶってますよ(黒猫の猫耳うへああああああああなんぞこれええええあああああああ!ちょ、ふわふわしとるふわふわしとるピクピクしてるうあああああああさわりてええええええええ)』

「……」

『にしても似合いますね、猫耳』

「嬉しくねえよ」

『褒めてるんですから素直に受け取ってください』

「だから!嬉しくねえよ!」

『猫っぽいですね、そういうところ。猫っていうよりは狼に近いかな?』

「なんなんだよ、てめえは……」

『あ、そうだ私こんなもの持ってるんですよ』

「は?……そりゃあ」

『はい、猫じゃらしです。これをーこうするとー』

「っ!っ!」

『おー!本能ってやつですか?』

「くそっ」

『ふへへーほい!そいっ!』

「っ!っ!」

『楽しいですねー』

「楽しくっ!ねぇよ!こうなったらっ」

『へ、うわっ』

「クク、捕まえたぜ?」

『え、えーとその、ですね』

「俺は猫よりは狼だったか?それ、あながち間違っちゃいねぇぜ?」





―――――――――
土方さんに猫耳。似合いすぎてニヤケが止まらないんですけど。
あのとしぞー事件の猫の鳴き声ちゃんとみきしんらしいですね。やばいですね。






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