『あーもう痛すぎ、もうやだ。あーあー女辞めたい』

「どうした?」

『ヌーゴ将軍。ちょうどいい所に。性別交換しません?』

「唐突だな。しかもそんな事出来ないし」

『アルゴスのフェルト将軍?ならできそうじゃないですか』

「たしかにな。だが断る」

『はあ、いたい』

「なんだ。生理痛か」

『もっとなんか言い方ってのがなかったんですか?そんなダイレクトに言わなくても』

「オブラートにでも包めばよかったのか?」

『できれば』

「そんなにひどいのか?」

『そんなにひどいんです』

「なら拙者が煎じた秘薬を飲むといい」

『なんか毒な気がするんで遠慮します』

「何故バレた?!」

『もうやだこの人』

「コホン。これは本当に効く薬だ。白湯で飲め」

『じゃあいただきます』



―――――――――

最終的には優しいヌゴ様

オチムズ



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