『キラー』 「なんだ」 『その仮面ってさ、何でできてんの?』 「なに?」 『いろいろあるじゃん?布とか紙とか……』 「それはないだろ」 『モノの例えだよ、モノの例え!』 「…なんだと思う?」 『そんな茶目っ気のある人でしたか、キラーさん』 「で、なんだと思う?」 『鉄、とか?』 「重いだろ。それに俺が南の海出身って忘れてないか?」 『あーそっか。でもさ、もしそれが鉄だとして日光に下にいたら目玉焼き焼けるのかな?』 「……俺の顔面で目玉焼きを焼くのか?」 『うん』 「できないこともないだろうが、やめてくれ、切実に」 『面白そうだけどやめておくね』 ――――――――――――― 一体あれは何製なのでしょう next |