高尾和成 「あっれー!なんかうまそうなの持ってんじゃん!」 『あ、高尾お疲れー!そんな疲れた君に糖分あげるよー!』 「あんがとー!(もぐもぐ)にしてもさ、なんで極細買ったの?普通のでよくない?」 『極細が好きなのさー』 「へー」 『極細嫌い?』 「食べてる気がしなくね?」 『そうかなぁ?なんかするする口の中に入っていって面白いけど』 「ぶふっ!ポッキー食べるのにするするって、するするってっ……!」 『そ、そんな笑わなくていいじゃん!』 「ひぃ!」 『酷っ』 「怒らないでよー!お詫びにポッキーゲームしてあげるからさ!」 『罰ゲームじゃん』 「酷っ」 『高尾が、チョコじゃない方からだったらいいよ』 「まじ?まじまじ?」 『マジ』 「っしゃあ!ポッキーゲーム♪」 橘真琴 『まこちゃん、はいどうぞ』 「くれるの?これ」 『うん。いっぱい買ってきたからおすそ分けー』 「うわぁありがと!お礼にスルメイカあげるよ」 『うわぁいらないかなぁ』 「そう?」 『あと、これ妹ちゃんと弟くんにもあげておいてー』 「いいの??」 『いいのー』 「喜ぶよ、二人とも」 『真琴は?』 「え?」 『ポッキー』 「ふふ、嬉しいよ。すっごく」 『そっか!』 ――――――――― 執筆10分許して。 愛は込めたから許して。 高尾はなんだかんだでこういうイベントに敏感。 楽しんじゃうタイプかと。 まこちゃんは割とわすれてて、イベント関連でなにかもらっても ほわほわーとお礼言って終わりそう。安定のスルメイカでお返しを図る。 next |