『いばら姫〜』の事件から2ヶ月後。 退院した神崎芹霞(カンザキセリカ)は、五皇が1人であり芹霞の姉である紅皇、緋狭(ヒサ)より頼まれた紫堂櫂(シドウカイ)、紫堂玲(シドウレイ)、如月煌(キサラギコウ)、葉山桜(ハヤマサクラ)と、遠坂由香(トオサカユカ)らと共に、人工都市"約束の地(カナン)"に向かう。 そこではゲームKANANの試演が予定されていた。 行き着いた場所は、羽根を持つ子供や"生き神様"の狂信者が蔓延る世界。 旧家各務(カガミ)家の娘が櫂に執着を見せた時、芹霞と櫂の永遠がぐらつきはじめる。 芹霞の頭に囁く声は誰なのか。 "約束の地(カナン)"は何を秘めているのか。 |