ネヴェルさんとテンマさんだ…

「君って確か……えーっと、誰だっけ?」

悪意の無い笑みでテンマさんは言うが、実際は悪意混じりに言っているのだろう。
なぜ、この二人が一緒に居るのかは知らないけれど…

ネヴェルさんとテンマさんは、腕に幾つかの箱を抱えている。

ネヴェルさんは6個。
テンマさんは3個。

「しかし、今日は何なんだ。いきなりジロウやハルミナ達がこんなものを渡して行ったが…」
「…うわ、ネヴェル知らないんだ」

不思議そうに言うネヴェルさんをテンマさんはニヤニヤしながら笑った。

「今日はバレンタインだよ。しかし、ネヴェルが本命チョコを貰っていないとはね。英雄がいた!第二回人気投票では二位のくせにねー」
「何かよくわからんが、貴様が負け惜しみを言っていることはよくわかる」

ちなみに、ネヴェルさんはジロウさんとハルミナさんから貰った友チョコ2個、あとは義理チョコ4個、部下から貰ったらしく…

テンマさんはジロウさんから友チョコを1個、スケルさんとフェルサさんから義理チョコ2個を貰ったらしい。

「ところで君からはないの?」

テンマさんに聞かれ…

二人に義理チョコを渡す

二人に友チョコを渡す

二人に渡さない


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