ロファースさんとセルダーさんだ…
「あ、名無しさん。どうしたの?」
ロファースさんとセルダーさんの腕にはそれぞれ箱が抱えられていて…
「ん?これか?あれだよ、なあ、ロファース。バレンタインの」
「ああ、と言っても、知り合いからの義理ばかりなんだよね」
ロファースさんは友チョコ1個、義理チョコ6個。
セルダーさんは友チョコ2個、義理チョコ3個を貰ったらしい。
「ちなみに、この友チョコはロファースから。ロファースの友チョコは俺からだ。どうだ?寂しいもんだろ」
と言いつつ、セルダーさんは楽しそうな表情をして言っている…
「でもセルダーはもう一つ友チョコ貰ってるし…。俺は義理ばっかり……クレスルドさんやレムズさんなら友チョコをくれると思ったのに、まさかの義理だし…」
「……あの二人は照れ隠しだろ。まあ、お前はアイムって娘、一筋すぎるから悪いんじゃね?リア充爆発しろ的な?」
「なっ…!?うるさいなセルダーは!」
「それよりさ、名無し。お前は俺達にチョコくれないのかよ?」
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二人に義理チョコを渡す▼
二人に友チョコを渡す▼
セルダーさんには渡さない
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