1「ねぇミシェル」
「なんだい、ナマエ」
「すごい難易度だねこれ」
「あぁ、姫には特別をプレゼントさ♪」
まじまじと設定を見れば、溜息がでる。
これは…実践レベルを超越する設定だなぁ…。
「でも正しい選択だよ、ミハエル少尉」
「はっ!お誉めに預かり光栄です、ナマエ少佐!」
「じゃあ、これ追加ね!」
ナマエの手には【お上手ですね】と書いてあるプレート。
「ワォ、これは素晴らしい…ぷっ」
「でっしょー!ふふふ!」
ガタガタガタという実戦さながらの音を立て揺れるシュミレーター。
揺れが収まると、ふらふらしながら出てくるアルト。
「25回目の死亡、おめでとうアルト姫♪」
「おめでとー!」
「…っ…はぁー…。」
盛大な溜息をこぼすアルト。
そうまだ、始まったばかりなのだ。
「それで格納庫を25周。エクスギアのパワーを入れたら倍だぞ。」
「覚えてろよ!ミハエル!」
「少尉殿だ…プラス一周!」
「…くそぉっ!!!」
アルトのうめき声が響く格納庫。
そりゃ、パワー入れないのは辛いよね、頑張れ!アルト!
「あの子でしょ?新入りさんって」
モニカ
「そうです、現在17歳。」
ラム
「わぁお!何か結構…」
ミーナ
「美形☆」
ボビー
「私の友人です、さんにn…四人娘のみなさんも宜しくお願いしますね!」
モ「ナマエ少佐…!もちろんです!」
ラ「任せて!」
ミ「ふふふふ!そりやぁーもうっ!」
ボ「いやぁーん!ナマエちゃん!ふふ!」
「何かあったら、厳しく罰則与えてやってください。上官からのお願いです。」
モ・ラ・ミ・ボ「「「「了解」」」」
「悪人ですね、ミシェル先輩」
「んぁ?」
「シュミレーターの難易度設定です。」
「普通じゃすぐにクリアされちまうからな。あの高慢ちきな鼻っ柱をへし折るにはあれくらいがちょうどいいんだよ。」
「んふふっ!」
「なんだよ、その笑いは。」
「ふふふふ!」
「…ナマエまで…」
「って、いつからいたんですかナマエ先輩…」
「難易度設定のへん!」
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