マクロス長編 | ナノ


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「あんた、さっき触ったナマエのおっぱいの事は忘れなさいよ。ナマエが許しても、私は許してないわ。」

「おっ…おっぱ…って…?!」

「でもまァ…今晩一回使うだけなら…私が許してあげてもいいわよ。」

「はぁ…っ?!///」

「え、シェリル何いってんの?!//」

「馬ぁ鹿、二人とも…。ウソに決まってるでしょ。」



そんな二人のやり取りを一歩下がったところで見守るランカ。
赤面しながら髪の毛パタパタさせちゃってる。


「ねぇランカちゃん」

「あっ…はい!」



突然シェリルからランカに声がかかる。



「あなた、歌うのは好き?」

「はっ、はい!」

「チャンスは案外目の前に転がっているものよ?」

「はっ…はいっ!!」

「ナマエ」

「…ん?」

「あなたもそう思うでしょ??」

「…うん、そうだね。ランカ?」

「なぁにナマエちゃん?」

「あなたの笑顔は人を幸せにする。頑張ってるひたむきな姿は人を感動の渦に巻き込む。…ソラネならきっと、ランカにこう言うと思うんだ。」



「「だから、素直になりなさい??」」


「んじゃあナマエ、私は行くわ。」

「うん、お疲れ様」

「シェリルさん、ありがとうございました!!」



勢いよく頭を下げるランカに微笑むナマエとシェリル。

アルトだけはとても不満そうだ。

でも、今回の一件でみんなのなかで何かが確実に変わり始めた。








アルトはいつの間にかキャシーさんに突っかかってるし…。




「ねぇ貴女…」

「え、私?」


キャサリンさんから声がかかる。
なんだろう、ソラネの事かなぁ…なんて思う。



「その…どこかで会ったことない?」

「…とても言いにくいのですが、多分…あ、でも…。」

「いいから言ってちょうだい」

「あ…と…オズマとのデートしてるところに、昔突撃したことがあるか…と…。」

「…っ///そうね、他人の空似だったみたい…。」




pipipipi

pipipiipipipi



キャサリンさんと私の携帯がほぼ同時になる。


「「はい、もしもし」」





「え、オズマ少佐が負傷??」

「…隊長が…?」







「…え、お兄ちゃん…?」



―キャサリンさんのばか!






そんな中、空中を行くVF-25S。

コックピットの中には、血を流し気を失うオズマが見えてしまった…。










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