7―What 'bout my star?
―What 'bout my star?
―What 'bout my star? Uh〜♪
バチン!!
そんな音と共に会場は一気に全ての通常灯がともる。
私たちのホログラムも解除され、非常事態の発令だと認識する。
「なに…っ?!」
戸惑うシェリル。
―フロンティア行政府よりお知らせします。
フロンティア全館に避難警報が発令されました。
皆様速やかに避難を開始してください。
これは演習ではありません。
繰り返します。
シェリルに駆け寄るキャサリンさん。
「何いってんの?!まだ!!」
「シェリル…早く非難を!!キャサリンさん、あとはお任せします!!」
ちょっと!なんてシェリルの声が尾を引くけど、
私はSMSの隊員だ。
こういう事態は当然、職務が優先される。
―ごめんねシェリル。
ちゃんと話せてなくてごめんね。
アルトは、ミシェルとルカと居たはず。
…となると、来るのはミシェル!
エクスギアでこちらへ飛んでくるミシェルに手を伸ばすと、
私はもう天空の姫のソラネではない。
SMS隊員スカル小隊所属…スカルゼロ…ナマエ・名字なんだ。
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