4ライヴ当日、溢れかえる北京エリア。
「こんなの酷いですよぉ!更衣室もないうえに、プログラムに口まで出してきて!!」
「しょうがないさぁ、クライアントの要望なんだから…。」
エクスギアを装着しながらシレっというミシェル。
「ごめん…ね…私がもっとシェリルを説得できれば…。」
しゅんっとなるナマエを、ルカとミシェルが慰める。
「ナマエさんのせいじゃないですよ!もう!みたかったのになぁ…アルト先輩のコークスクリュー…。」
「これはリーダーである俺の命令…ってことで反論はナシってことで、二人とも折り合い付ける。な?」
着替えもせずに、むすっとしてるアルト。
「ムスッとしてると、せっかくの美人が台無しだぜ?」
なんて捨て台詞を吐くミシェル。
「…ミハエル…っ。クソッ」
「んじゃあ、私もスタンバイしないとねぇ。」
―アルト、私ステージから見てるから。
そんな事言われたら、やるしかないだろ…。
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