マクロス長編 | ナノ


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ライヴ当日、溢れかえる北京エリア。



「こんなの酷いですよぉ!更衣室もないうえに、プログラムに口まで出してきて!!」

「しょうがないさぁ、クライアントの要望なんだから…。」



エクスギアを装着しながらシレっというミシェル。




「ごめん…ね…私がもっとシェリルを説得できれば…。」


しゅんっとなるナマエを、ルカとミシェルが慰める。



「ナマエさんのせいじゃないですよ!もう!みたかったのになぁ…アルト先輩のコークスクリュー…。」

「これはリーダーである俺の命令…ってことで反論はナシってことで、二人とも折り合い付ける。な?」




着替えもせずに、むすっとしてるアルト。



「ムスッとしてると、せっかくの美人が台無しだぜ?」


なんて捨て台詞を吐くミシェル。


「…ミハエル…っ。クソッ」


「んじゃあ、私もスタンバイしないとねぇ。」



―アルト、私ステージから見てるから。







そんな事言われたら、やるしかないだろ…。


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