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「きゅーんきゅーん！きゅーんきゅーん！わたぁしのパーパーはパイローット♪」

「ナマエはアルト君に早く会いたくて会いたくて仕方ないのね♪」

「うんっ！あ、それに日舞のおけいこも楽しみだよ！」

「あら、嬉しいっ！お歌の続きは？」

すこし、考えるナマエ。

「お歌の続きは、秘密！パパがパイロットなの秘密だから！」

「ナマエ歌ってるわよ？」



「「ぷっ」」





歩道の隅を、愛娘と手をつなぎ、着物を身につけ、並んで歩く。


些細な瞬間だけど私は幸せ。
好きなことを仕事にして。
好きな人と人生を共に歩いて。
神様からかけがえのない宝物をいただいて。

この時がずーっと続きますように。
ナマエの笑顔を見て、思った。



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