マクロス長編 | ナノ


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「はーい!以上!質問などは受け付けてません!」

「ちょっと待て…いや、質問だらけなんだが…」



「まぁでもさ!私は今、やりたいことやって生きてるってこと!」





くるりと一回転して、へらっと笑ったナマエ。

そうだな、こうやってまた出会えたんだ。
今から少しずつ、空白の時間を埋めていけばいい。





「でも、なんで同じ学校に居て今まで鉢合わせなかったんだ…?」

「…さ、さぁ?(私が避けてたなんて…言えない)」




久しぶりだけあって、話がはずむ。


私が聞いたのは、アルトがおじさまに勘当されていること。
(本人は自分の意志の家出だと断固言ってた)

芸能科から航空科への手続きをしたということ。





そんな中、突然現れた人影。




「お取り込み中失礼するよ〜、姫君達」


「あっ、お前はっ…「おー、ミシェルー!」…」

「ナマエさん!と、あなたは早乙女さんですね」


「ナマエ、たいt…じゃなくて、オズマさんが呼んでたぞ。」

「携帯の電源が入ってないって、般若になってましたよ。」

「…!やっば…あー、帰りたくないー、アルトォー…」






しょんぼりするナマエの頭に、獣耳がみえる一同。



「「「(ナマエ(先輩)は犬(でしょう)か…)」」」












打ち明けたこと、打ち明けられなかったこと…。


胸の中は、もやもやするけど、でも。






またアルトに会えた。







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