マクロス長編 | ナノ

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机を挟んで、美与さんが座る。

アルトは、紙飛行機作ってる。

お茶を出し、他愛もない会話をする。


美与さんが、突然改まり、口を開く。





「…今日から…うちに来ない?」

「……」

「無理にとは言わないわ。でも、私はナマエちゃんと一緒に過ごしたいなっと思うの。」

「…が…」

「ん?」

「…し…が、…私が行っても、いいの…?
私、邪魔…じゃ





ぎゅっ





隣を見ると、アルトがそっと私の手を握ってる。



「言わないで。その先は言ったらいけない。



ナマエは、邪魔なんかじゃない。





だから…っ」




「「おいでよ」」















「…うん…っ!!」









それから私は、早乙女家で舞のお稽古をしながら、

SMSでパイロットとしての腕を磨き、

オズマのところにも顔を出し、



そして

自らの道を決めるその日まで。





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