4「・・・・・・・・」
『う、ぐぁ…』
バジュラの尾が、VF-25Fの機体にめり込む。
私の頭の中は、まっしろだ。
いま、何が起きてるの?
「艦長!!!!!」
『バジュラ共めがああああ!』
「駄目です、数が多すぎます。」
「マクロスキャノン駄目です!射程距離が長すぎます!」
「どうすれば…何か策はあるはずだ!」
『俺の…俺のせいd『オズマ、あなたのせいじゃないわ!』…リッカ…』
「・・・・・・・・・・」
『私が何とかします。愛した人を助ける事ができる可能性が1パーセントでもあるなら、私はそれにかけるわ!!!』
「ですが、いくらなんd『そうね、あなたたちはオペレーター。可能性を出してちゃんと助言してくれる。ありがとう。
でもね、
私は、失いたくないの。何もしないのだけは、嫌なのよ。』
『ナマエ、あなたはあなたの思う道を生きて…?』
赤とオレンジの閃光。
響く爆発音。
静まり返る艦内に響く、オズマの叫び声。
私の頬を伝う、雫は涙。
prev|next