1「ナマエちゃん!久しぶりねぇ〜//」
「あ!ボビーちゃん!」
「やあああん、ボビーちゃんとか、て・れ・る・わっ!」
「うあーおひげええええちくちくうううあああ」
ボビーに頬ずりされる私。
とてもたくましい頬なのです。
「おいおいボビー、うちの子嫌がってるぞ。」
「あら、アキラ!ナマエちゃん、嫌じゃないわよねぇっ?」
「 うん、嫌じゃないよ!」
「おいボビー、子供に気をつかわせるな…。」
「…っ」
「嘘!ボビーちゃん嘘だよ!好き!」
「…!!!(ぎゅーっ)」
キャッキャッ!
「なんだ、アキラとナマエじゃないか。」
「オズマアアア!」
ぎゅーっ!
おおっと…と言いながらしっかり私を抱きしめてくれるオズマ。
あ、でもボビーちゃんよりもおひげ…痛い…。
「ナマエ、元気にしてたかー?」
「元気だよ!オズマは元気?」
「あぁ!元気!!」
ここにいる人間は、常に死と隣りあわせだ。
子供の来るような場所じゃない。
でも、みんな癒しだー天使だーってうちの子を可愛がってくれる。
〔ひとりで待つのは寂しいだろ?〕
そういってくれるみんなに、
本当に感謝してる。
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