マクロス長編 | ナノ


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ーそれは、再度細菌に感染する事は絶対に避けなければならない。





「再度感染しなければ、生命の危険もまず無いと考えられます。ですが、再度感染した場合…私達にも現在の段階では、どうなるかさえ分かりません。バジュラの子供が定着を手伝ってくれなかったら…私達は手を施す事もできなかった…。」




ーそして当然ですが、命の保障もできません。









オズマ、突然すまないな。
愛娘…ナマエの身体の事だ。
俺たちが逝った場合…オズマに託したい。そして、どうか、ナマエを護ってやって欲しいんだ。









…俺は、アキラから話を聞き事実を知った。
最初は、こんな小さな子供がそんな大きなものを抱えているなんて…信じられなかった。


それに、まだナマエには言ってない…ときた。そりゃ、言える訳がないよな…。










それから月日は過ぎた。
アキラもリッカも死んでしまった今…ナマエを護るのは俺しか居ないんだ。

心に一つ、誓いを立てた。

俺の心の中にある
昔に立てた
確かな誓い。

願わくば
現実にならないようにと願った。


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