1…で。
ですよ。
現状について分かった事を要約すると、
ここは日本ではない。
容姿は15歳くらいになっちゃってる…というか
すでに次元がちがう。
次元って…あー…なんだっけ。
えーっと、平面?あれ?
……まっ、よくわからない。
そう、分かった事がよく分からない。
私ってこんなバカだっけか…。
いや違う!
ありえないんだよ。
いま起きてる事が。ありえないんだぁぁぁぁぁ!
「で、これはなんです?」
メフィストさんが私に差し出すもの。
新品で、綺麗にビニールに包まれてて、あきらかに…
「何って…制服です」
「えぇ、見ればわかりますとも制服ですね。で?」
「貴女には、学校に通っていただきます」「大学?」「はははっ!その容姿で大学だなんてあなたはとても面白いことを言う!…高校ですよんっ」「いやです、なんで高校生活二週目しなきゃいけないんですか…。」
自分の即答ぶりに自分がビックリしました。ははははは
「おやおや…ではあなたにはこれから野宿をしていただく事になりますー。」
「もっと嫌ですぅぅぅ!!」
めでたく、私名字名前の高校生活二週目がスタートします。
確かに昔は、懐かしいーとかもう一回高校生活もどってやり直したいーとか言ってたけど、それはあり得ないからの願望であってだな…。
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