おまけ

元拍手お礼文



コンコンと控えめにノックがされる。

「失礼します」

「おー、峯崎か。どうした」

「惚けないでくださいよー、今日もクッキー貰いましたよね」

「おー、貰ったなー」

「…忠久が可愛いのはわかりますけどあんまからかわないでくださいね?」

「おー、こわ。親衛隊長様は牽制に来たか」

「牽制だなんて。ただ忠久が傷つけられるのを避けたいだけですよ」

「なら、本気ならいーのか?」

「…別に、それを忠久も望んでますから」

「ふーん?」

「何ですか?」

「いやぁ?話はそれだけか?」

「えぇ、それでは失礼します」

生徒は教官室から出ていった。

「…青春だなぁ」

一人残された教師はタバコに火を付けながら呟いた。




[ 9/12 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -