生理現象なんです



ベルトに手を掛けられてそのまま素早く下着までも脱がされ、反応しかけていた自身を包まれた。
先っぽはすでに先走りでぬめっている。
直人はそれを塗り広げる様に先っぽを撫で、上下に動かした。
数回擦られただけで完全に立ち上がった愚息。
仕方ないだって男の子だもんっ…!
直人は先っぽを集中的に攻めてくる。
敏感なそこばかりを攻められるのは辛い。


「んぁっ…やっ…さきっぽ、やだぁ」
「嫌じゃないでしょ?」
「や、だめ…っ…」


一際快感が高まって欲望が弾けそうになって―――あ、やばい。そう思った瞬間―――直人の手は俺自身から離れた。

「…ぅあっ…や、なんで…」

もう少しで欲望を解放出来たのにギリギリで焦らされている状況になけなしの理性もトんで、不満を漏らしてしまう。

「だって、たっつんが嫌って言うからやめようかなって」

そう言う直人の笑顔はいつもの爽やかなものではなく、この状況では見たくない意地悪そうなものだった。


こいつ絶対確信犯だ…!


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