「あー、犯してぇ」

羞恥に頬を赤く染めながら涙目で逃げ出していく会長の後ろ姿を見つめながら副会長は呟いた。

「副かいちょー、副かいちょー、漏れてる漏れてる、本音が漏れてるよー」

顔をひきつらせながら進言する会計。

「漏らしてるんですよ、うるさいですね。これだからヤリチン下半身脳は」
「あるぇー！副会長がいつに無く辛辣ー！副会長もヤることヤってんでしょー！」


会計の言葉を聞いた副会長は心外だとでも言うように言葉を紡いだ。

「はっ、あんなのただのオナニーみたいなもんですよ。勝手に動くオナホです。オナホ」
「お前ほんとそんな顔してえげつない下ネタ言うのやめて」

何故か会計が泣きそうになりながら呟いた。