初詣で

寒い、1月1日、元旦。
家の近くの神社にて。

人も疎らな、寂れた神社。
でも君と居れば、それは特別に変わって。

賽銭して、神様にお願いして、それからのふたりだけの帰り道。
吐いた息がとても白くて。

「なぁ、ゆうたー」
「ん、何」
「ゆうたはさー、何頼んだの神様に」
「んー、りひとと一緒の事」
「え、なにそれ、何でそんなこと分かるの」
「だって頼むこととか1つしかなくね?」

 
今年も一番しい君と、一緒にいられますように。



ばかっぷるに幸あれ。


ゆうた(保護者)×りひと(お馬鹿)な幼馴染みとか。

[ 2/4 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]
main



「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -