初詣で
寒い、1月1日、元旦。
家の近くの神社にて。
人も疎らな、寂れた神社。
でも君と居れば、それは特別に変わって。
賽銭して、神様にお願いして、それからのふたりだけの帰り道。
吐いた息がとても白くて。
「なぁ、ゆうたー」
「ん、何」
「ゆうたはさー、何頼んだの神様に」
「んー、りひとと一緒の事」
「え、なにそれ、何でそんなこと分かるの」
「だって頼むこととか1つしかなくね?」
今年も一番愛しい君と、一緒にいられますように。
ばかっぷるに幸あれ。
ゆうた(保護者)×りひと(お馬鹿)な幼馴染みとか。
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