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02
カルバトスは俺の狙撃の師匠だ。そして気の合う友人で兄貴分みたいな存在である。因みに俺の銃の収集癖は完全にこの人譲りだ。


ところでチーズサンドとポテトって酒と合うのだろか?
ビール片手に二つを食べるカルバトスを見て思う。俺は未成年だからコーラだし分からん。

それにしても

「待たせたのは悪いけどどうやって入ったわけ?」

「お前ん家の前でずっと待ってたら爺さんがやって来て入れてくれた。あれお前の爺さんか?」

全く…。あの人は何やってんだ。

「ちげーよ。あの人父親より若いし。猿渡さんだよ。父親のお世話係?秘書?だった人。」

今も既に引退した父親に付いて家の事を取り仕切っている。

「今は執事みたいなもんか?」

「あ、それかも。」

「そういや、お前の父親結構年だもんな。」

俺は父親が大分年がいってから出来た子供だから子と孫のような年の差だ。

「なに?会ったことあんの?」

「一度な。」

「ふーん」


「でも猿渡さんは部屋の鍵開けないだろ?」

「そーいや、お前の親父と仕事した時に会ったのかも知れねえ」




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