ハリポタ(長編) | ナノ
QLOOKアクセス解析
ロンが二人に連れて行かれた後も未だにしつこく笑い続けるドラコたちに対してグリフィンドールは更に怒りをまして、今にも爆発しそうだ。

でもその前に、

「ねえ、ドラコ。」
「?」

まだ笑いが収まらない様子でこっちを向くドラコに私は、


バキッ


ドラコのニンバス2001を掴みドラコの頭を殴った。
強く頭を殴られて後ろに倒れこむドラコ。
当たり所が悪かったらしく無残に割れたニンバス2001。
誰かが「ニンバス2001が…」と小さな悲鳴をあげた。

どうやら私の方が先に爆発したらしい。


頭から血が出て呆然としているドラコの襟元を掴みあげて言う。

「次、そんなこと言ったらドラコ、あんたでも殺すわよ」


そう吐き捨てて競技場を出ようとする。
ふと、思い出してドラコに私のニンバス2001を投げつける。

「それ、要らないから返すわ。ニンバス2001じゃないと勝てないないみたいだし使ったら?」


言いたいことは全て言い切って寮に帰る。
ああもう、今まで苦労して通して来たブラック家のお嬢様のイメージが崩れたじゃない。どうしてくれるのよ。






「おい相棒。あれ、本物のブラックか?」

「いやむしろブラック以外にマルフォイをニンバス2001で殴り殺すなんて芸当は出来ないさ」

「普通恐れ慄いて出来ないわよ」

「それにしてもニンバスをあんな壊し方するなんて………」

「ありえないわ…」

「次元が違う…」

Aesthetic
(美学)


_________________________
後書き

前回がシリアスだったので。
賢者の石で考えていたドラコの教育を始めるべく手始めに現時点の学校にある箒の中で一番高い最高級箒でドラコを殴った主人公。
ちなみに主人公が気にしなくてもグリフィンドール・チームの方々は別な意味でお嬢様?むしろ今まで通り女王?だと思われたみたいです←

ルールに基づく殺し方
13/05/2011






top/main
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -