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汽車から降りた後、それぞれお互いに友人を見つけたので別れた。
「ねえレミってディゴリーと仲良かったの!?」
「え?随分前からだけど?」
「どうして教えてくれなかったのよ!」
「…言って無かった?」
「聞いてないわよ!」
学校に向かう途中の馬車の中で聞かれた言葉に今更かと驚いたけど、よく考えたら今までセドリックに会うのは図書室が多かった気がする。知らなくても無理は無いかも。
それからセドリックとの事を色々と聞かれているうちにホグワーツ城に着いた。
そして今年も組分けが始まる。
去年はハリー・ポッターが入学したので騒ぎになったけど今年はそんな生徒も居ないので穏やかに進むと思う。
去年か、時間が経つのって本当に早い。
感慨に耽ってグリフィンドールの席を見る。
「あら?ねえ、ハリー・ポッターが居なくない?」
「え?ほんとだわ。まあいいじゃない、関係ないわよ。それより!組分け見ましょう!」
それもそうか。
それにハリー・ポッターが何かすればすぐに噂になる。
気にしなくても知ることになるだろう。
今はこれから増える後輩たちをある程度把握しておくべきだ。
「ウィーズリー・ジニー!」
この間見たウィーズリーの女の子はジニーと言うらしい。
「ウィーズリーってまだ居たのね」
……やっぱり誰でも思うのか。
「本当に多いわよね…っ!」
「ちょっと、どうしたの!?」
あ、頭いたい…
また頭に映像が流れる…
『ほら、チビ――君の本だ――君の父親にしてみればこれが精一杯だろう――』
そうだ、ルシウスさんが彼女の鍋に何か古い本を入れて…
今日の朝、ルシウスさんが言った…
『いや、お前には何も無いだろう。気にすることは無い』
どうやらルシウスさんは私には何も起きないと言っていたが、この学校には何か厄介な事が起こるのだろう。そして私はその何か厄介な事に巻き込まれるらしい。
You’ll see.
(今に分かる。)
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あとがき
なんか伏線を詰め込んだみたいな回になってしまった。
話の作り方が下手すぎて申し訳ない…
ハリポタではあんまりオリキャラを作らない方針なので友人、友人としつこくなってしまいましたね。
セドリックは古瀬が好きなだけで出演しました。
クディッチつながりの双子とはあんなに仲悪かったのに…
いやあ、不思議です。
絶対予告の微笑み
25/05/2011
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