忘れなどしない
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「あのだな、明日で死ぬって言われたら、お前は何をする」
「急にどうした」
「いや、ちょっと、な」
「、何もしない」
「え、なんでだ」
「あの方々のもとへいけるのだ」
「そっか、」
「貴様は、貴様は、何をする」
「ワシか」
「他に誰がいる。刑部は出掛けているぞ」
「どおりであの視線がないわけか」
「さっさと答えろ」
「んー、えーと、な」
「ハッキリしろ」
「三成と出会った日を、思い出すさ」
「意味がわからぬ」
「それからずっと、順番に思い出す。それで、ずっと、お前と一緒にいてやるんだ」
「巻き添えか、私は」
「いや、そうすれば、向こうでも、お前と会えそうだからな」
忘れたくないし、忘れるはずがないだろう！




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陰陽に幸せを!