添えられた手紙
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魅惑の五丈原(笑)


蝶;司馬懿殿、進軍の指示を
司;いや、まだ出せぬ
蝶;……蜀の諸葛亮が気になるのですね
司;む……
蝶;そんな司馬懿殿に、諸葛亮から贈り物が届いています
司;なにっ
蝶;こちらです
　　じゃーん
司;……私の目がおかしいのか？
蝶;いえ、まったく、おくしくありませんよ
司;これは……
蝶;まさしく女性物の衣ですね
司;馬鹿めが、私は男だ！
蝶;しかし、司馬懿殿に似合いそうですよ、これ
司;そ、そうか……！
蝶;……諸葛亮より文も届いています
司;貸せ！

張コウより文を奪い取り、司馬懿は奥に下がった。
文があることに少し喜んだ司馬懿だが、数秒後、魏の本陣に響いたのは、馬鹿めが、というお決まりの叫び声だった。





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蝶子が一番の適役かと思いまして。
このねたいいよね(笑)