3.信長、起床




(騒音が鳴り響く)

信長「朝っぱらから喧しい! どこのどいつのケンカだ!」

家臣「の、信長様……!」

信「小姓か、俺の小姓が朝から元気余ってケンカか!」

家「いえ、実は……」

信「はっ。まさか、お蘭か。お蘭に何かあったのか!」

家「そうではなく……」

信「お蘭がいじめられているのか! おのれ、俺のお蘭に手を出しおって……!」

家「ですから……」

信「まぁ、お蘭は強いから大丈夫だろうがな、はっ! それで、どこのどいつか、教えろ。俺が直々に叩き潰してやる!」

家「お願いですから、話を聞いてくださいっ」

信「……わかってんだよ、冗談も通じんのか、お前は。仕方ねぇ、本題は何だ?」

バシュッ!

(信長の顔すれすれに矢が飛んできた)

光秀「信長はどこじゃァ!」

信「…………」

家「……こういうことです」

信「……うん、なんとなく、わかってたよ」

外に見えたのは、明智の桔梗紋でした。まぁ、光秀に負けるのも癪なので、信長様は薙刀を手にとりました。





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マシンガントーク、信長様。



 

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