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いやんあはん

(2010/08/24)


ねぇ、キュートなの、セクシーなの、どっちがスキなの?



「どっちもだ!」

「佐助、何も聞こえぬし、何も見えぬぞ」
「いや、旦那、それでいいんだよ」
あんな頭の沸いた人を見ちゃダメだ、聞いてもダメだ、教育に悪いから。至極冷静な佐助の顔は冷ややかだった。
「……ねぇ、右目の旦那」
「何も言うな」
いや、別に、俺がこう教育したわけじゃない。ただ、どこかで教育法を間違っただけだ。そこは今の問題だ。小十郎は必死に言葉を考えていた。伊達家の軍師も、困り果てていた。
「竜の旦那は至ってフツーだよ。ただ、うちの旦那の前では、やめてほしいなぁ」
笑う佐助は笑っていない。




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