無双
ぴーちゃんの災難(非日常な日常)

(2010/05/27)

(諸司馬と曹丕.現代っぽい)




暇だった。
実際のところ暇ではないが、気分的に暇だった。
そうだ、詩でも詠もうか――何も浮かばなかった。
曹丕は一人、盛大に舌打ちした。その場にいた者たちが可哀想だった。怯えているのだ。
ここでいらいらを溜めるのも興醒めだ。立ち上がった曹丕はお気に入りの側近のところへ向かった。言うまでもない、司馬懿のもとである。

さて、どうからかってやろうか。歩きながら、考えることはそれだけだ。


「仲達、いるか……」


扉を開けて、曹丕は固まった。言葉を失った。呆気にとられた。


「そ、曹丕、さま……っ」
「あぁ、魏の王子様ですか……」


とりあえず、扉を閉めた。
落ち着け、曹子桓、状況を、冷静に整理するのだ。
部屋には、司馬懿の他、何やら見たくない野郎(諸葛亮)がいた。それで、ソファに司馬懿が寝そべっていて、その上に諸葛亮、ついでに司馬懿の服がはだけていたような……
曹丕は扉を思いっきり開けた。壊れそうだ。蝶番が外れそうだ。


「貴様、私の仲達に何をしているッ!」
「何ってナニですよ、わかりませんか?」
「仲達から離れろ、変態軍師!」
「口が悪いですね……」


その間も、司馬懿、かなり辛そうでした。えぇ、性的な意味で。





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ぴーちゃんは、ちうたつのことが好きすぎるんだよ、恋愛感情じゃないよ! そして二人ともちうたつが絡むとばかなんだよ、きっと。まぁ、私の脳内だけね^^



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