一次創作
Black as nigh
(2010/05/11)
彼の黒い色は、まるで夜の色にも見える。
夜はやがて、ぼんやりと明るくなり、朝になる。そして、暮れて暗くなり、また夜になる。
ならば彼も、同じなのだろうか。
「ねぇ、黒いあなた」
「なんだ、白い女」
黒はすべてを飲み込む。
白はすべてに流される。
合わされば、相殺される。唯一、対の、二人である。
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Title by
cava imago
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