一次創作
Sweetheart in the dead of night
(2013/01/24)
午前0時、カーテンが揺れる。
月明かりに照らされて、
こんばんは、と彼女が言う、
寂しげに笑いながら。
ただただ楽しかったあの日を語りだすだけ。
こうしているだけで満たされるからなんて嘘はいらないよ。
真夜中のデートは僕らの弱さの表れでしかなくて
「ごめんね」と呟く僕を彼女が抱き締める。
不完全、失敗だらけの青春にさよなら。
せめて彼女が安らかに眠れますように――
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