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にゃんにゃんにゃーん

(2011/12/26)

独伊



「にゃーん」
「ちょっと待て、落ち着け、イタリア」
「イタリアちゃん、マジで可愛いぜ、天使だぜー!」
「ヴぇ、ありがとう、プロイセンー!」
「兄さん!」
「もう、落ち着いてよ、ドイツったら」
家に帰ると、イタリアが猫耳メイドになっていました。おしまい。いや、終われない。
「あぁ、まったく。とにかく、兄さんはイタリアから離れろ。イタリアは簡潔に、その、妙な格好の訳を言え」
しぶしぶ従うプロイセンには目もくれず、ドイツはイタリアをまじまじと見ていた。いつもの倍は顔が険しかった。しかし、イタリアにはそれがわからない。この空間には空気が存在しないのかもしれない。視界の端でプロイセンが「腹減った」と言い出した。聞いていられるか。
「日本がね、ドイツが喜ぶ(かもしれない)からって、送ってくれたの」
「貴様らは財政を考えろ」
「ヴぇー、けちー。俺、似合ってないかなぁ」
いや、可愛い。口に出せるはずはないが、可愛い。ドイツはさらに顔が険しくなっていた。

「ご奉仕するにゃん、って、日本の家のアニメでやってた♪」

あとはドイツがイタリアちゃんに鈴の首輪をプレゼントすれば完璧です。






タイトル レイラの初恋

東京ミュウミュウ、かわいかったよね(*с*)
いちご>れたす≒ざくろ>みんと≒歩鈴 くらいでみんな好き。ちょっぴり大人向け、絶滅危惧種(レッドアニマル)に触れた作品ヨ!




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