無双
趙雲の恋愛相談

(2011/01/22)

馬趙+姜 ぼつ




「気まずいのだ」
「何がですか」
「あ、あれだ、その、」
「馬超殿ですか」
「まぁ、そういうことになるな」
妙に自信を持って言う趙雲に、姜維は興味無さげに相づちを打った。趙雲がこう話かけてくるときは、決まって馬超のことになっていた。そして趙雲の相談相手は、だいたい姜維か諸葛亮だ。
年下に好かれる、といいか、年下好き、というか。蜀内の若者が持つ趙雲の印象は、優しく頼れるお兄さんなのだ。そんな彼のことを慕っている者は多い。相談できるお兄さん。そのお兄さんが逆に相談を持ちかけてくるようになったのは、わりと最近のことだ。
「それで、どうして気まずいのですか」
趙雲が自販機で買ってくれた野菜ジュースを飲みながら、やはり姜維は興味無さげに尋ねた。
「言いづらいが、実はだな、」
ごにょごにょごにょ……。
実に初々しい話だった。若干十代、姜伯約、何かを吐き出すかと思いました。




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ぼつ
ぐだぐだ




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